親子鷹
親子鷹とは、父と子と優れた能力を持っていることらしいのですが、母と子で入賞だったのでお知らせします。
ショウマとアイミはいつも組手と形の上位入賞者常連の選手ですが、
ママは今回初めての公式の空手大会に参加しました。
子供たちに母が頑張っている姿を見せたいとの思いだったのでしょう。
アグレッシブなファイターでよく頑張っていました。
倒れてからの下からの攻撃、素晴らしい。練習した成果ですね。
組手では、ショウマ優勝、アイミ準優勝、ママ3位と大健闘でした。
おめでとうございます。
今回、審判をしていて、思ったことを記述します。
自分にポイントが入った時に、よく審判に挨拶をする(十字を切る)場面を見ますが
あれ必要ですかね。今までは、ぼくもいいなーと思って子供たちにやらせていたのですが
審判は自分の仕事をして、しかるべく判定をしたのだから、選手が十字を切る必要があるのかなと思いました。
それよりも、大体戦った後に相手の選手と握手はみんなしていますが
、コートに入るときに大きな声で押忍といって入いってほしいとおもいました
、またコートから出るときに挨拶をしなく審判から注意されている場面をよく見ました。
私達は武道ということで、礼儀礼節を重んじています。そういうのがなくなると
ただの格闘技でしかない、空手は競技に出ているので格闘技ですが
武道をやっていることを忘れないでほしいと思いました。
武道とは礼儀礼節を重んじて、心身を鍛えて、続けることで人格を形成していくことです。
結果に勝ち負け関係なく、コートを出るときは、相手にもしくは神聖なコート内に
敬意を払って最後の挨拶をしてほしいなと思いました。
例えば、道場では来た時に、ぼくに挨拶をしなくてはと思って来ますが
外で大会会場に行ったときに、挨拶に来た人が何人いたことか
空手を教えてもらっている先生すべてに、挨拶は必要です。
何のために空手をやっているのかと、鈴木先生と話していたところです。
大和魂と武士道とよく似ていますが、日本人の根底にある礼儀礼節を重んじる民族
譲り合いの心、おなかが減っていても満腹といって、痛くても痛くないという
やせ我慢の美学といいますか、忘れないでほしいですね。